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飲食店集客の最前線!ホームページが持つ可能性
飲食店の集客手段として、今やホームページは欠かせない存在になっています。2025年現在、お客様の行動パターンは大きく変化し、8割以上の人がGoogleで店舗検索をするようになりました。
でも、ただホームページを作れば集客できるわけではありません。特に競合の多い飲食業界では、「どう差別化するか」が重要なポイントになります。
僕は17年間Webマーケティングに携わり、その中で160サイト以上の制作経験を積んできました。全国300店舗展開するチェーン店のWeb集客事業部で部門長を務めた経験から言えるのは、飲食店のホームページには「集客できる仕組み」が必要だということです。
今回は、飲食店のホームページ制作で特に重要な7つのポイントをご紹介します。これらを押さえることで、単なる「見せるだけ」のサイトではなく、実際に「集客できる」ホームページを作ることができますよ。
1. ターゲット設定を明確にする
飲食店のホームページ制作で最初に考えるべきは、「誰に来てほしいのか」というターゲット設定です。これが曖昧だと、どんなにおしゃれなサイトを作っても集客には繋がりません。
例えば、ファミリー層をターゲットにするのか、ビジネスパーソンをターゲットにするのか、はたまた女性グループをターゲットにするのか。ターゲットによって、サイトのデザインや掲載すべき情報が大きく変わってきます。
僕がよく見かける失敗例は、「とにかく多くの人に来てほしい」と考えて、ターゲットを絞らないケースです。結果的に誰にも刺さらないサイトになってしまいます。
ターゲットを明確にすることで、そのお客様が求める情報を的確に提供できるようになります。メニュー構成、価格帯、店内の雰囲気、アクセス方法など、ターゲットが知りたい情報を優先的に表示することが大切です。
ターゲットを絞ることは、一部のお客様を切り捨てることではなく、特定のお客様に強く響くサイトを作ることです。
17プロジェクトでは、まずクライアントの商品・サービスのターゲットとなる顧客像を明確にし、その見込み客が訪問しやすいWebサイト設計を心がけています。これが集客の第一歩なんです。
2. スマホ対応(レスポンシブデザイン)は必須
現在、飲食店を探す人の多くはスマートフォンを使っています。特に外出先で「近くの飲食店」を探すシーンでは、ほぼ100%スマホからのアクセスと言っても過言ではありません。
にもかかわらず、まだPCサイトしか対応していない飲食店のホームページが存在するのは驚きです。スマホで見づらいサイトは、ユーザーがすぐに離脱してしまうため、集客の機会を逃してしまいます。
レスポンシブデザイン(画面サイズに応じて最適化されるデザイン)の採用は今や標準です。スマホユーザーが快適に閲覧できるよう、以下の点に注意しましょう:
- 文字サイズは読みやすく(最低14px以上)
- ボタンやリンクは指でタップしやすいサイズに
- 画像は適切にリサイズされるように
- メニューは簡潔で使いやすく
- ページの読み込み速度を最適化
17プロジェクトでは、すべてのプランでレスポンシブ(スマホ対応)デザインを標準提供しています。これは今や「あったら良い」ではなく「なくてはならない」機能なんですよ。
3. 問い合わせ・予約につながる導線設計
飲食店のホームページの最終目標は、お客様の来店や予約につなげることです。そのためには、サイト内の「導線設計」が非常に重要になります。
導線設計とは、ユーザーがサイトを訪れてから予約や問い合わせなどの行動(コンバージョン)を起こすまでの道筋のことです。わかりやすく言えば、「お客様を迷わせない案内」を設計することです。
効果的な導線設計のポイントとしては:
- 予約・問い合わせボタンを目立つ位置に配置
- 各ページからワンクリックで予約ページにアクセスできるように
- メニュー情報から予約ページへの誘導を設置
- スマホからの電話予約がワンタップでできるように
- 予約フォームはシンプルで入力しやすく
特に重要なのは、「迷わせない」ことです。選択肢が多すぎると、ユーザーは決断できずに離脱してしまいます。主要なアクションへの導線はシンプルかつ明確にしましょう。
どうせなら、せっかくサイトに訪れてくれた人を最大限来店に結びつけたいですよね?
実際の成功事例
あるイタリアンレストランのサイトでは、トップページの目立つ位置に「今すぐ予約」ボタンを設置し、さらにメニューページの各料理写真の下にも「この料理を食べに来る(予約ページへ)」というリンクを設置したところ、予約数が1.5倍に増加しました。
17プロジェクトでは、どのようなWebサイトを構築すれば売上に繋がるのか、企画・構成段階からアドバイスしています。17年間のWEBサイト集客の知見をフル活用して、集客できるサイト設計をおこなうんです。
4. SEO対策でGoogleマップ上位表示を狙う
飲食店を探すユーザーの行動として、「Googleマップ」での検索が非常に重要になっています。2025年の調査では、飲食店を検索する際によく利用する手段として「Google」が86.1%でトップとなっており、グルメサイトの61.3%を大きく上回っています。
つまり、Googleマップで上位表示されることが集客の鍵を握っているんです。
Googleマップでの上位表示を狙うためのSEO対策としては:
- Google Business Profile(旧Googleマイビジネス)の登録と最適化
- 店舗情報(住所、営業時間、電話番号など)の正確な記載
- 定期的な投稿更新
- お客様からの口コミ収集と返信
- 店舗の写真を豊富にアップロード
- ホームページとGoogleビジネスプロフィールの情報一致
特に最後の「情報一致」は重要です。ホームページと Google Business Profile の情報が一致していないと、Googleからの信頼性が下がってしまいます。
また、ホームページ自体のSEO対策も忘れてはいけません。地域名+料理ジャンルなどのキーワードを意識したコンテンツ作りや、サイトの表示速度の最適化なども重要な要素です。
17プロジェクトでは、SEOに強いWordPress制作を得意としており、検索で上位表示してアクセスを集められるサイト設計をおこなっています。
5. 魅力的な写真でビジュアル訴求
飲食店のホームページにおいて、写真の重要性は言うまでもありません。特に料理写真は、お客様の来店意欲を大きく左右します。
「百聞は一見にしかず」という言葉通り、どれだけ文章で料理の美味しさを伝えても、魅力的な写真の方が訴求力は高いです。
効果的な写真活用のポイントとしては:
- プロのカメラマンによる撮影を検討する
- 料理だけでなく、店内の雰囲気も伝わる写真を用意
- 季節のメニューは定期的に更新
- 人物(スタッフやシェフ)を入れることで親近感を演出
- 写真のサイズや解像度を最適化(表示速度に影響)
特に店内の雰囲気写真は重要です。お客様は「どんな空間で食事をするのか」をイメージしたいと思っています。個室の有無、テーブル間隔、照明の明るさなど、実際の店内環境がわかる写真があると安心感につながります。
写真が用意できない場合は、17プロジェクトでは提携カメラマンによる現地撮影プランもご用意しています。魅力的な写真は投資以上のリターンをもたらすことが多いので、ぜひ検討してみてください。
6. 更新しやすいCMS(WordPress)の活用
飲食店のホームページは、メニューの変更や季節のキャンペーン情報など、頻繁に更新する必要があります。そのため、専門知識がなくても簡単に更新できるCMS(コンテンツ管理システム)の導入が重要です。
中でもWordPressは世界で最も使われているCMSで、飲食店のホームページにも最適です。WordPressのメリットとしては:
- 専門知識がなくても更新可能
- SEO対策に強い
- 多数のプラグインで機能拡張が容易
- レスポンシブデザインのテーマが豊富
- セキュリティ対策も充実
特に「更新のしやすさ」は重要です。せっかく作ったホームページも、更新が難しいと放置されがちになります。古い情報のままのサイトは、かえって信頼性を損なう原因になります。
17プロジェクトでは、すべてのサイトをWordPressで制作しており、更新マニュアル(動画付き)も提供しています。これにより、専門知識がなくても簡単に情報更新ができるようになります。
7. 分析ツールで効果測定と改善
ホームページを作って終わりではなく、実際にどれだけの効果があるのかを測定し、継続的に改善していくことが重要です。そのためには、アクセス解析ツールの導入が必須です。
Google アナリティクスなどの分析ツールを使うことで、以下のような情報が把握できます:
- どのページが最も閲覧されているか
- ユーザーがサイト内でどのような行動をしているか
- どの経路から訪問者が来ているか(検索、SNS、他サイトなど)
- 予約や問い合わせなどのコンバージョン率
- 訪問者の地域や使用デバイスの情報
これらのデータを分析することで、サイトの弱点を発見し、改善につなげることができます。例えば、特定のページでの離脱率が高い場合は、そのページのコンテンツや導線を見直す必要があるかもしれません。
17プロジェクトのスタンダードプランでは分析ツール1つ、プレミアムプランでは3つの分析ツール導入をサポートしています。さらに、サイト運用コンサルティングも提供しているので、データの見方や改善策についてもアドバイスが可能です。
継続的な改善が成功の鍵
ホームページは作って終わりではなく、そこからが集客の始まりです。定期的にデータを確認し、コンテンツを更新し、改善を重ねていくことで、徐々に集客効果を高めていくことができます。
特に飲食業界は競争が激しいため、常に新しい情報を発信し続けることが重要です。季節メニューの更新、イベント情報の告知、スタッフブログの更新など、定期的なコンテンツ追加を心がけましょう。
まとめ:集客できるホームページで飲食店の売上アップを
飲食店のホームページ制作において重要な7つのポイントをご紹介しました:
- ターゲット設定を明確にする
- スマホ対応(レスポンシブデザイン)は必須
- 問い合わせ・予約につながる導線設計
- SEO対策でGoogleマップ上位表示を狙う
- 魅力的な写真でビジュアル訴求
- 更新しやすいCMS(WordPress)の活用
- 分析ツールで効果測定と改善
これらのポイントを押さえることで、単なる「見せるだけ」のホームページではなく、実際に集客につながる効果的なWebサイトを構築することができます。
飲食店経営において、ホームページは今や必須のマーケティングツールです。特にコロナ禍以降、お客様の行動パターンは大きく変化し、お店選びにおけるオンライン情報の重要性はさらに高まっています。
皆様の飲食店が、効果的なホームページを活用して集客アップにつながることを願っています。
17プロジェクトでは、「貴社の成長を加速させるWeb戦略。ITが苦手でも、売上アップを強力にサポート」をコンセプトに、集客につながるWebサイト設計を強みとしています。飲食店のホームページ制作についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。